入塾テスト対策の算数のお勧め参考書5選

塾のサイクルは、2月スタート~1月終了です。
6年生の受験本番は2/1ですから、基本1月で塾は終わるのです。
では、入塾テストに向けて、どんな勉強をすればよいのでしょうか。
ここでは、だいたい現3年生が入塾テストを受けると想定して、算数のお勧めの参考書について書きます。
■入塾テスト対策お勧め5選 ~算数~
▶計算を極めるべし① 百ます計算▶計算を極めるべし② 出る順過去問計算920
▶総合問題集① 最レべ算数問題集
▶総合問題集② トップクラス問題集 算数
▶パズルをやって1つ上のクラスへ きらめき算数脳
■計算を極めるべし① 百ます計算
影山先生の百ます計算。特に間違えやすい、2桁と1桁の計算の”2”がお勧めです。
とにかく、この時期、計算まちがえまくります。
せっかく文章題の考え方が分かっても、答えが合わないです。
計算力強化に非常に有用だということは、すでにこの言葉”百ます計算”が有名になっていることからも証明されています。

陰山英男の徹底反復「百ます計算2 2けたと1けた」 (教育技術MOOK 陰山メソッド)
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■計算を極めるべし② 出る順過去問計算920
この問題集ももはや定番ですが、計算が得意な子は、使ってみてください。
入塾前はこの中のできない問題を、やる必要は全くないです。
ただ、整数だけの問題とか、この時期にすでに、できるものもたくさん載っています。しかも、すべての問題に”出典の中学校名”が載っているので、テンションがあがること間違いなし。
この本は入塾前に少しやるだけでなく、最終的に受験直前まで使えますので、コピーしながら、繰り返し使えるようにしておくことをお勧めします。

中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問 三訂版 (中学入試でる順)
■総合問題集① 最レベ算数問題集
総合問題集としては、この”最レベ”か、次に紹介する”トップクラス”のどちらかをやっておけばよいと思います。
標準問題・ハイレベル・最高レベルの3つの難易度で、問題が並んでいるので、普通の方は、標準をきちんとできていればよいのではないかと思います。
サピックスなどで、上位クラスを狙うのであれば、ハイクラス・最高クラスに手をだしてもよいと思います。
ただし、できないのは当たり前なので、答え直しをしながら、理解して、2回目、もしくは3回繰り返してできるようにすればよいと思います。(ちなみに、問題集はコピーしながら使うと2回目も行えますよ。)
もちろん、ものすごく難しいと思われるものは、できるようにしなくてもよいと思います。
この問題集の弱点は、丸をつけやすいように、解答が、問題と同じページを用意してあり、そこに模範解答として書いてあるだけです。つまり、解説があまりなく、ちょっと不親切ですね。この点で私はトップクラスのほうを、よりお勧めしています。

最レベ算数問題集小学3年―段階別
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■総合問題集② トップクラス問題集 算数
この問題集も、標準・ハイクラスA/B・トップクラスの3レベルで構成されているので、子供のそれぞれの能力に沿って、やるべきものを厳選すればよいと思います。
ちなみにトップクラスは、最レベの最高レベルと難易度的にはほぼ同じです。最レベと違うのは、やはり解答の詳しさですね。
子供に、間違った問題の見直しをさせるときに、こちらは、解説を自分で読むように指示して、ある程度理解できると思います。
最レベのほうは、答えをみてわからなかった場合、誰かがおしえてやらないといけないですね。

トップクラス問題集算数小学3年―中学入試をめざす
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■パズルをやって1つ上のクラスへ きらめき算数脳
この問題集は、パズルを解くような面白い問題がたくさん載っていますが、どれもこれも、初めはそのパズルのルールを理解するのが難しいと思います。つまり、この本で、しっかりと問題文の条件を読みこんで、問題のルールを理解することができるように、訓練することになります。
見開きで、カラーで、絵もふんだんに使われているので、子供は、面白そうだと飛びつくかもしれませんが、実際、難問も多いので、じっくり行うことが大切です。

きらめき算数脳 小学3・4年生 (サピックスブックス)
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