孫八つぁんの 中学受験 かしこく突破!

中学受験は、情報があふれてますが、何をすればよいのでしょう? かしこく突破するために、お勧め!ということを 掘っていきます。

子どもに勉強する癖をつけるための2つの方法

2017
22
子どもにどうやって勉強する癖をつけさせるのが、よいでしょうか。その方法について、具体的に書いていこうと思います。


子どもに、勉強させるためには。


子どもにとって、勉強が楽しいものだったら、どんどん一人で勝手に進められると思いますが、現実はそううまくはいきません。どのように、勉強をさせるように仕向ければよいのでしょうか。

ここでは、大きく2つに分けてお話しします。まだ幼稚園生~小学校低学年くらいで、これから徐々に準備という場合と、小学校高学年になって、その準備をしてこなかった場合になります。


小さいときに、体で覚えこんでしまう方法


ここでは、子どもが、まだ幼稚園生~小学校低学年くらいで、さあ、これから中学受験準備をしようという段階を想定しています。

高学年になって苦労しないためには、子どもが勉強する癖を、小さいうちにつけてしまうのがひとつの手です。では、勉強する癖とは何かというと、一人でじっと座って、ある程度の時間、集中して、物事に取り組める癖ということになります。子どもは基本、じっとしていることができません。その子どもを、じっとして何かできるようにするには、どうしたらよいでしょうか。

子どもがお絵かきに夢中になっていたり、電車のおもちゃに夢中になって遊んでいたりするのを見たことがあると思います。そういうのを見ると、子どもにある程度何かきっかけをあたえてやって、それを本人が気に入れば、ある程度の集中力を発揮してくれることがわかります。


本好きにしてしまう


ここで、ひとつの方法としては、”本好き”にしてしまう方法です。これには、読み聞かせから初めて、段階的に絵本から難易度を上げていって、無理のないようにしてやることが重要です。特に、面白い本を、常に選んで与えてやる必要があります。心配する必要はありません。面白い本については、いろいろな本やサイトで紹介されていますので、調べるとよいと思います。例えば、こんなサイトが役立ちます。


くもんのすいせん図書


”読書好きにするとよいよ”という話は、いろいろな本に書かれています。少なくとも、集中して何かをやらせ力を育むことができるのは確かなようです。



将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! [ 松永暢史 ]


ある程度読めるようになってきたら、ぜひ中学受験に出そうな本というのも、さりげなく紛れさせてください。日能研の読書ガイドにいろいろな作品が並んでます。特に、森絵都の本や、重松清の本は、中学受験するなら、何冊か読みたいところ。


入試出題作品・作者 | 日能研読書ガイド


本好きにしてしまうと、じっと何かを集中して読むという行為自体が、苦痛ではなくなります。小さいころにこれを身に着けているとつよいです。かの有名学校に受かった芦田愛菜ちゃんも、超読書好きで有名ですよね。


公文に行かせてしまう

迷うことはありません。本好きにするのが難しくて、子どもがまだ幼稚園もしくは低学年であれば、公文に入れてしまうのも一つの手です。先ほど書いたように、集中してじっと何かに取り組むという癖をつけないと、高学年になってから苦労します。そのために、公文に入れてしまうのは、かなりの近道です。公文は近年、受験業界で圧倒的に見直されております。


なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?(祥伝社新書)


公文に入れると、集中力をつけることもできますが、学習習慣をつけるのに非常に有効です。毎日、勉強する週間もつけられて、一石二鳥なのです。
算数はもちろんお勧めですが、私のブログでも書いているように、英語がすごくお勧めです。
英語と公文①
英語と公文②
英語と公文➂


高学年になって、勉強が癖になっていない子に、勉強させる方法


勉強が癖になっていない子どもは、なかなかじっとしていられないと思います。まず、長い時間、同じことに集中することが難しいです。でも、これって子どもなら、あたりまえなのです。

だったら、長時間同じことをやらせるのを、まずあきらめればよいのです。つまり、勉強させるものを細切れにして、与えてやります。はじめは、10分おこなったら、5分休みくらいのつもりで、10分くらいの量にして勉強させるのです。

細かくわけるには、ちょうどよいくらいのものをうまく用意することが大切です。


何をやらせるのか


どのようなものが、細切れにするのにちょうとよいのでしょうか。まずは、下記のようなものを考えるのがよいと思います。


-計算問題

-漢字練習

-算数の問題集2ページ

-塾テキストの復習 2ページ

-社会暗記

-理科暗記

計算問題は、そもそも10分くらいで時間を計って、「はじめ!」「終わり!」と緊張感を持ってやるべきです。毎日、日課にしてやるように、塾の教材などですでに与えられているのではないでしょうか。もし、塾のものがなければ、下記のようなものをお薦めします。




中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問 三訂版 (中学入試でる順)



漢字練習も、同様に毎日行うものとして、塾で与えられているのではないでしょうか。そうでない場合でも、塾のテキストにいくらでも漢字練習の部分があると思うので、毎日こつこつ覚えるべきです。これも10分くらいで覚えられる量に細切れにして与え、同じものを1週間後、1か月後にふたたび見るようにするべきです。忘却曲線の話は、有名ですよね。

他にも社会や理科の暗記ものなどは、この細切れの中に入れ込むべきです。コアプラスや、メモリーチェックなどの教材を使用してもよいと思います。


これら細切れ勉強を毎日行うためには、スケジュール帳をつけるのがよい方法だと思っています。これについてはまた別ブログで書きたいと思います。





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