入塾テストでよい結果を残すためにやっておくこと①
入塾テスト対策の算数のお勧め参考書5選
入塾テストとは
大手の中学受験塾は、基本的に2月に新学期が始まります。4年生から塾に通いたいと思っている場合、3年生の11~1月くらいに、塾に入るための入塾テストを受けることになります。
サピックス、四谷大塚、日能研、早稲アカなどの大手の塾では、基本はこのテストが実施されていて、入塾したければ受けなければならないということになります。さらに、塾によっては、このテストが有料だったりするので注意が必要です。
サピックスの場合
入塾テストが有料(3240円)です。これから入塾して、たくさんお金を払うかもしれないのに、お金を取るの?っていう気もしますが、人気の塾なので力を試すためだけに受ける人もいるようです。
4年生までは国語、算数のみ、5,6年生では4教科になります。また、サピックスオープンが代替テストになる場合もあるようです。文字をはっきりと丁寧に書かないと採点の対象にならないなどの内容がFAQに書かれているので、注意してください。
四谷大塚の場合
入塾テストにお金はかかりません。合格率は50%で、厳しいテストのようですが、落ちた場合でも、解き直しなどをしっかりサポートしてくれるそうです。この辺の手厚さが、サピックスとは対照的な印象ですね。
4年生までは国語。算数のみ、5-6年生は4教科です。
テスト後には、24時間以内に連絡が来るそうです。
日能研の場合
入塾テストにお金はかかりません。入室テストを受ける場合と、全国テストを受けて入室資格をもらう方法があります。
こちらも、無料の全国テストを何度もおこなっていので、入塾資格が得られなかったとしても、何度も受けてみるのがよいと思います。場慣れするだけでも、点数は上がりますよ。
早稲田アカデミーの場合
入塾テストは有料(2160円)です。毎週おこなわれているようですが、他の模試やオープンテストの結果により、入塾テストが免除される場合もあるそうです。
希望で個別カウンセリングが受けられるそうなので、落ちそうな場合は、よく相談してみるとよいと思います。
入塾テストの対策は行うべきか。
塾は上のクラスは一生懸命、あとはお客さんって本当か。
中学受験塾に関しては、いろいろな偉い先生方や評論家の方が本や講演会の中で語っていますが、その中に、「入るならなるべく上の方のクラスで入れ」というのがあります。
塾というのは、基本”合格実績”を売りものにして、生徒を集めています。これは悪いことでもなんでもなく、親がこどもをどの塾へ入れようかと悩んだとき、生徒がどこにも合格していないような塾に入れるわけがありません。したがって、こういうものを見て、ここの塾に入れば、こういう学校に行かれるのね と安心して、塾に入るわけです。ということで、塾が実績を上げようと考えるのは当たり前のことで、そこの教室のエース先生をトップクラスにあてるのは、ほぼ間違いないといってよいと思います。先生の教え方によって、分かりにくいものも分かり易くなったりするわけですから、当然、エース先生の授業を受ける方がいいに決まっています。なので、「入るならなるべく上の方のクラスで入れ」は本当だと思います。
塾を選ぶときに気をつけたいこと。
そうなると、もしお子様が、ぎりぎりで入った難関校用の塾と、余裕で上のほうのクラスで入った中堅校用の塾、どちらがいいかと悩んでいるとすれば、私は間違いなく後者のほうをお薦めします。その塾のエース先生の授業を受けられるからです。
もし、その塾の教材に魅力を感じている とか、ポリシーに共感しているとかあるなら別ですが、どこでもよいから子どもの成績を伸ばしていくれる塾がよいと考えるなら、間違いなくエース先生の授業が受けられるほうの塾に行くべきです。どんな塾でも、エース先生はいて、ほぼ間違いなく、上のクラスを見ています。大きな塾になるとアルバイト先生をとって補充しているところも多いので、そういうところはどうしても授業の質は下がってしまいます。そういう先生は、決まって下の方のクラスを受け持つことになります。なので、初めから上のクラスに入るに越したことはないのです。そのために、入塾テストのために対策することは、十分 意味があります。それでは、次回は、具体的なテスト内容について、掘っていきたいと思います。

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