世田谷の真ん中にある付属校だけど進学校 農大一中
2020
23
(#2018年の記事になります)
小田急線の経堂、世田谷線の上町からちょっと歩いたところにあります。経堂駅前は、農大通りなんかもあって、商店街を抜けると、そんなに遠く感じないかもしれないです。世田谷通り沿いはバスがたくさん走っているので、家からのルートによってはバスのほうが便利かもしれません。
そんな世田谷区のど真ん中に東京農業大学と、そのとなりに農大一高(中等部)があります。
ここの校長先生は、もとお医者さんだそうで、落ち着くだめの深呼吸の仕方なんてはなしが最初にありました。テレビにも出演されているそうです。
校長先生の話の中で、男子校・女子高・共学出身者にもう一度通うならどこがいいかという調査をしたら、男子校・共学は圧倒的に共学が多く、女子校出身者もそこそこ共学が多かったという話がありました。共学がいいでしょと言う話だとは思うのですが、これは、年齢によって感じるものが違うかなと思うのと、中学受験の場合はやはり親が通わせたい学校という部分もあるので、こういう結果になることがわかっていても、男子校・女子校のメリットを感じる親は、そこへ通わせるのではないかなと思います。もちろん共学もよいですが、男子校・女子校のメリットというのも十分ありますので、そこはしっかりと考えるべきでしょう。
学力だけでなく社会性、そして”体力”もしっかりつけますよ というメッセージがなかなか興味深かったです。
新しい取り組みとして、ENAGEED社の教材を使って、アクティブラーニングを行うそうです。なかなか面白いビデオがENAGEED社のページから見ることができますよ。
また、ベネッセ・ベルリッツと協力して、イングリッシュキャンプも始まるそうです。こういった新しい取り組みを積極的におこなっているところは魅力ですね。
いまや、午後受験が当たり前になってきていますが、その流れにあって、2/1, 2の午後受験校としては、最有力候補の1つとして中学受験界では確固たる地位を築きつつあります。確かに世田谷の真ん中の便利なところにあって、進学実績も良い共学校としては良い選択肢の1つではないでしょうか。

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