入塾テストでよい結果を残すためにやっておくこと②
2018
23
いままでの記事は、以下を参考にしてください。
今回は、実際の入塾テストの内容について、見ていきたいと思います。
某塾の入塾テストの算数の問題が手元にありますので、この内容を見ていきます。
入塾テスト 算数編
全体の構成について
今回、見ていくのは3年生の1月に実施された、入塾テストの内容になります。だいたい、3年生の11月ー1月くらいに入塾テストを受けて、2月から通塾をスタートされる方が一番多いケースだと思います。塾によって、テストの内容は違うと思いますので、あくまでも参考程度ということで見ていただければと思います。
この算数のテストは、40分で、□1から、□9までの構成となっています。□1から□3までは、いわゆる小問の集合で構成されていて、□4から□9は文章題となっています。
計算問題について
□1は計算問題になります。計算問題はどの程度のものが要求されるのでしょうか。この中には小問が5問用意されています。単純な計算問題としては、4けた+4けたの足し算、引き算、3けたx1けたの掛け算、簡単な分数の引き算が並んでいます。最後の1問は、計算式の中抜きの問題になっていて、掛け算の引き算が混ざった式の中の一部が空欄□になっていて、それを求めなければなりません。最レベやトップクラスで練習しておけば、基本的にはすべて解ける問題となると思います。
基本的な小問の集合
□2は文章題ですが、ものすごく基本的な文章題といったところでしょうか。文章を読んで、その意味を把握することができれば、解ける問題です。たとえば、10分で500m歩くとすると、30分で何m歩くことができるかといったことが問われます。また時計の問題なども混ざっていて、例えば3分20秒遅れている時計が、4時15分21秒を指していたら、今は何時か?といったようなものも問われています。また、□3は、ひっ算式の虫食い問題で、例えば5桁+5桁のひっ算式が書かれていて、ところどころ空欄□で数字が抜かれているので、それを埋める問題になります。
文章題について
□4から□9は文章題になっています。3年生のこの時期に受けるので、非常に基本的な問題ばかりですが、かといって何も準備していなければ、まったく解けないと思われます。やはり、最レベやトップクラスである程度準備しておくのが賢明です。
どんなものがでているかというと、
- 簡単な推理の問題(箇条書きになっている条件文から、順位や並び順などを推理します)
- つみきを使った立体問題
- 基本的な植木算の問題
- 基本的な和差算の問題
- おはじきの並び(規則性)の問題
- 道のりの長さを求める問題
などとなっています。
どれも、最レベやトップクラスをやっておけば、基本的にその中に出てくるものばかりですので、対応できると思います。それらの問題集の標準的なものを押さえておけば大丈夫で、特に難しい問題をできるようにしておく必要はありません。
最後に
いかがだったでしょうか。多少、参考になりましたか? 私の手元にある、ある塾の入塾テストの内容をながめていきましたが、正直にいうと、何も準備しないというのでは、歯がたたないです。もちろん、ただ入塾するだけなら、何もしないで受けに行くのもありですが、入塾して上位クラスに入りたいとおもうなら、それなりの準備は必要ですね。

にほんブログ村